心を抉られる。

結局一度はちゃんと向き合っておこうと思いU-312巻購入。
磐田戦、浦和戦のエピソードで昨年を思い出し感じ入るものがあったりしたが、
それ以上にひっかかったのは原作者と思想がシンクロする部分があまりにも多かったこと。


代表に対する選手や強化委員会、そして某ブラジル人の発言。
日本人選手の「戦術理解」を巡る考え方。
浦和戦後の選手達の感情。限界、眩しすぎた優勝、そして限界への反発。
自虐的に自分(達)を捉えつつもあくまで正攻法で、
一番面倒な方法で上を目指そうとする河野(とジェム市原)の生き様。
表面的なストーリーや細かいネタ以上にこれらの思想そのものに
ああ、この人は本当に市原サポーターであると心の底から感じさせられました。
市原の哲学というべきか、多分市原サポにしか分からない思想かもしれません。
#だからといって市原サポが全てこういうわけではないですよ、多分。(苦笑)
そういう意味でやはり読んでおくべきだったんでしょう、この一冊は。


と、堅苦しいことばかり書くとアレなんで
あの記者の女の子がメガネっ娘で萌えたってことも付け加えておきます。(おい)