Live magic garden 2012 WINTER@渋谷クラブクアトロ。

ランティスが企画したコラボレーションイベントということで開催されたLive magic garden。
個人的にはmarble目当て、ちょっとnano.RIPEも気になるなって事で
今年一発目の東京遠征を決めました。

渋谷のライブハウスは何箇所か行っている筈なんですがクアトロは実は初めての箱。
駅から渋公方面に歩いて5分くらいかな?
ビルの4階なんだけど3階までがブックオフで、
そこから上の階段が暗くて一瞬上がって良いのかどうか
判断に迷うところがありました。
開始前の物販は15時から16時半前ってことだったので
15時半過ぎに行ったのですがものの見事に誰もいない。
ひとまずmarbleグッズをちらほら買って一旦引き上げ。
その後、渋谷駅近くのスタバで時間潰ししてたら
駅のコインロッカーに入れた鞄にチケット入れたままだということに
気付き結局会場のコインロッカーに入れ直すことを決意。
ちなみにクアトロのコインロッカーは200円で小さめのもの。
入場口の手前にあるので事前に入れておけるのが便利。
そして会場でmarbleのライブでは良くご一緒する某氏と合流。
下手側端、客スペース前方にそびえ立つ柱の前に無事ポジションを確保し開演を待つ。

本編のセットリストはいちいち記録してないので割愛。
それぞれのライブの感想を順番に書いていきたいと思います。

まず第一印象として感じたのはCD等で聴くよりも
熱量を持ってるステージだなということ。
CDだともっと柔らかさを持った印象があったのですが
実際のライブでは力強さの方が先に立って感じられました。
また、場の盛り上げ方とか非常にライブ慣れしているというのも印象的でした。
元々ライブハウスでの活動を中心にしてきたという話をMCでも
していたのですが、それも納得かなと。
一度ワンマンで2時間やるとどうなるのかってのを見てみたい。
名古屋3月に来るんだけど平日なんだよなぁ。

  • marble

選曲としては掴みで初恋limitedを出してきたので
結構メジャーなナンバーで行くのかなと思ったら、
そこからは生で聴いたことの無い曲があったり、
普段なら最後の方に来るだろう曲が前半に来たりとちょっと捻った印象。
ただ、安定したmiccoさんのボーカルと達也さんのギターは健在。
初見の人にもmarbleの良さは伝えられたのではないかな。
加えてmiccoさんのギター初披露というファンには嬉しいボーナスもあり満足の内容でした。
しかし、1曲前に達也さんの反対側でギターの準備しているのを
目敏く見つけていた某氏の観察眼にはびっくりでした。

スペシャルゲストとして登場されたのですが、
個人的には今回のMVPともいえる大活躍。
まず優しい忘却(実は作曲者だったんですね。)を披露すると、
続いてmarbleの達也さんと演奏した曲は灰羽連盟のED「Blue flow」。
曲名を聞いた瞬間思わず声を出してしまうくらいの嬉しい選曲。
勿論生で聴いたBlue flowは素晴らしいの一言でした。
更にカバーアルバムの告知と共にそのアルバムに収録されている
芽生えドライブをmarbleとのコラボで。これもまた良かった。
そして同じくアルバムに収録されている曲を披露するのですが
そこで出てきたのがもう一人のスペシャルゲスト、ヒャダインさんでした。

ここで伊藤さんとヒャダインさんの二人でキーボード弾き語りしながらの
カカカタ☆カタオモイ-Cを披露。
ヒャダインさんが昼は別のイベントに参加していたこともありぶっつけ本番、
しかも弾き語りを公の場でやるのは初めてという状況だったのですが
そんなことを全く感じさせない息の合った音のやりとりを見せてくれました。
これまでの評判とか先入観もあって正直懐疑的な目で見ていたのですが
ごめんなさい思いっきり手のひら返します。
終演後、観客スペースの横にあったスタッフスペースにひょっこり現れた氏に
自分を含め多くの観客が賞賛の言葉を送っていたのも印象的なシーンでした。

  • ちょうちょ

トリを務めたのはちょうちょさん。
デビューして間もないこともあって、MCとかぎこちない振りとか
まだライブ自体に慣れてないなぁという感じはしましたが
歌の方は期待以上の内容でした。
しばらくはアニメの主題歌中心に曲出していって、
こういうイベントとかに出て経験を積んでいくのかなと思いますが
順調に成長していけば良い歌い手さんになりそう。
ちなみに星間飛行のカバーでついまめぐライブの時の振りを一人で
やりそうになったのは事実です。



アンコールをやる暇も無くあっさりと終演のアナウンスが流れたのが
少しばかり残念だった3時間、全体として非常に楽しめたライブでした。
個人的な印象なんだけど、ランティスって派手な部分が目立つけど
結構若くて良い人材を大事に育てていこうという方針も
その裏で持ってる気がするんですよ。
今回の企画はその裏側の部分が良い意味で出たライブだったと思います。
出来れば今後も若い人材を育てる場として定期的に続けて欲しいなぁ。
ただ、キャパが公称800人のクアトロで実際の客入りはざっと見た感じ300前後くらい。
これを見て次があるのかどうか少しだけ心配になったのも事実。
会場規模とかの見直しは今後必要かなということも同時に感じました。


終演後は某氏と某氏の知人さんと晩飯がてらに感想戦
相変わらずの濃いぃトークで渋谷の夜は更けていきましたとさ。