ずんたかぽ〜ん♪

とうとうカテゴリを作ってしまった。(笑)


で、ようやく火曜夜に東海地区では放送ですARIA THE NATURAL
勿論夜中に一度起きて見た1話の感想を。
一応ネタバレ含むんで隠しで書いておきます。

内容としては原作を読んだ人なら一発で分かるであろう
カーニバルのお話。当然ケットシーも込みで。
原作では灯里一人だったのが、アイと一緒にしたことで
少し雰囲気が変わっていたかなと。
話全体としては第1話という事もあって
全員とりあえず出してみました感もあったのですが
前回のシリーズで一度も絡ませてこなかったケットシー
ここで絡めてきたところにスタッフの意気込みを感じた次第。


シナリオ、演出は相変わらずハイレベル。
微妙にカサノヴァやとりまき猫たちの目線から見せるアングルなんかも
こっそり工夫が感じられているし。
そして、相変わらず音響関係は神クラスの出来。
オープニングとエンディングに繋がる部分の演出は本気で鳥肌ものですよ。
#そして今回も曲がまたいいんだわ。


この春の大本命評価に偽り無し。


筆者のこの春はこの作品と共に歩んでいきます。


で、筆者が語るからにはこちらを抜かすわけにはいかない。
声優論的に気になった点は今週は2つ。


一つは原作にもあった象徴的なシーンである
完全にイっちゃってた灯里がケットシーに向かって
「なんで連れて行ってくれないの?」と問いかけるシーンでの
葉月絵理乃の演技の出来について。


正直夜中1回目聴いた時に「ん?」って気分になったんですよね。


なんとなく自分がイメージしていた台詞回しと違う気がしたんで
もっと切迫感みたいなものがいるんじゃないのかって。
で、気になったままもう一度帰宅後見た時には
そうイメージとの乖離は無かった感じ。
改めて考えると、灯里というキャラクターを考えた時
確かにそこまで切迫感ってのは欲しくないのかなと。
でも、ちゃんとイっちゃってる感は残してたし。
あの夜の感覚は何だったんだろうと悩みつつ
このブログを書きながら3度目を見ている筆者。(笑)


で、3度目を見た感じでは1回目に感じた違和感は
最初の入りがちょっとテンポ早かった事が原因かなぁ…なんて。
何こんな真剣に悩んでるんだ筆者。


#ちなみに、この台詞回しの後のアリア社長の「ぷいにゅ〜」は
#密かに凄いハイレベルな演技だった点に総員注目して欲しい。


そしてもう一つはアリスの演技が徐々に変化してきている点について。


これは単純に広橋涼の方向にアリスが良い意味で
引きずられてきているって感じているわけで。
特に最後のカサノヴァについて「いや肩車でわ?」って言っている台詞。
あれが今までのアリスのトーンとは明らかに一線を画していた気がして。
まあ、サトジュンの作品は往々にしてこういう傾向があるので
それもまた一興かなと思ったりするんですけどね。


あ、あと最後に。
あの「ずんたかぽこてん♪ずんたかぽ〜ん♪」は
脳内でかなりリフレインするよ。(笑)