おつかいレポート。

夕刻を迎える前に秋葉原を出てJRを乗り継ぎ辿り着いたのはJR姉ヶ崎駅
ここから歩いて15分くらいで目的の姉崎サッカー場に着くということで
車しか通ってない国道あたりをとぼとぼと歩くのだが…


寒い!!!


恐らく気温は5℃を切っているかくらい。
駅で買ったホットのマックスジョージアもあっという間に冷め
この状況下では飲むこともカイロ代わりにすることも出来ないという有様。
到着しても状況は変わるはずもなく、かの有名なモオノキ
ジェフ市原が誇るある意味日本最強のオフィシャルショップ。
#物置を改造して作っているのだがそれを某長居桜に移籍した流浪のフットボーラーが
#「モオノキ」と読んだことからこの名が定着した(はず)。
近くのベンチで練習試合を見守ることに決めた。


本日は明海大学との練習試合で90分×2本。
まず1本目は移籍組+新人中心のメンバー。
GK岡本 DFは一人不明(28だが堀川ではないっぽい…)と市原、
そして真ん中に入った瀬戸がフォアリベロっぽく前でがんがん当たっていく。
サイドは右が練習生で入ってるっぽいダニロっていう外国人。
左は竹田。ボランチに藤田が入って高い位置に中原ともう一人27を着けた選手が入る。
FWは高橋と金東秀の2トップ。


基本的に力の差はあるので終始押し気味にゲームを進め結果としては
7−0(前半3−0)得点は高橋5、ダニロ1(PK)、藤田1。
#公式ではないからもしかしたら若干違うかもしれないけど。
選手個々に関しては以下のような感じ。

あのポジションとして必要な運動量は確実にある。
ボールを持ってからの展開に関しては視野が狭く
ロングボールの精度があまり良くない印象。
ボランチとして使うならパートナーは阿部でないときつそう。

点で合わせるストライカーという印象は変わってなかった。
ここという場面できっちり詰めていたのは好印象。
年間通して働けば結構点も取れそうな気がする。
しかし、一人で打開する力はあまり無いかな。

CBとしての落ち着きが出てきた感じ。
一方のCBがばたばたしていた(堀川だと思いこんでいて仕方ねぇよなあと思って
見ていたりもしたんですが:苦笑)せいもあったがこれは収穫。
FWとして期待しているのでこれについては嬉しくもあり悲しくもあり…。

  • ダニロ

突破力はある。事実PKは右サイドからのドリブル突破から自分で奪ったPKだし。
ただ、ボールを持ってないところでの動き、
特にフリーでボールを受けようとするための動き出しなどはまだまだ。

  • その他の方々

岡本は普通に安定。
藤田は終了間際にもの凄いロングシュート決めてた以外はこれといって印象無し。
中原もまだプロのスピードに慣れてないかな。
東秀は前線でよく追っていたがもう少し積極性が欲しい。


さてさて、今度はトップ組登場の2本目。
息は白く手が大マジで手袋がないとやばい。
うっすらと芝に霜が降り始める気候の中でキックオフ。
メンバーはGK櫛野→立石、ストッパーは左に斎藤右に結城。
真ん中で坂本が1本目の瀬戸同様フォアリベロのような形で前に出る。
中盤は右山岸、左楽山、ボランチは椎原と中島。
トップ下(といっても左右に流れたり自由にスペースに飛び込んでたが)工藤
2トップは巻と要田。


前半は不運なシュートや明海大学GKの好セーブに阻まれて0−0だったが
後半5点を奪って5−0。工藤2、椎原1、坂本1、山岸1。
#こっちも1本目同様ちょっと違うかも。
個人の感想は以下の通り。採点までは勘弁ね。(笑)

試合中はそこまで出番無し。
むしろ試合前目の前で見ることの出来た練習が凄かった。
至近距離から立石が蹴るボールをセーブする櫛野。
プロとしては普通の練習なんだろうけど迫力あったなぁ。

がつがつ攻めあがり、守勢に入るとすさまじい勢いでバックラインに帰ってくる。
この辺の切り替えは流石。
#今年は登録通り本気でDFにコンバートされるんだろうか…。
アップの列では常に先頭、試合中も声を張り上げていた姿は頼もしい限りです。
しかし、フィードはやっぱり左足で蹴るんだね。

安定した守備は健在。今年も頼んます。

当たりの強さは健在だったが、課題のフィードはまだ厳しい。
がんがんコーチや他の選手やオシム監督から怒鳴られてました。

怒鳴られて他のはこの人も一緒。(笑)
まだ怪我明けで試合感がいまいちなのか。
ただゴール前での危険性は錆び付いてないって感じの得点でした。

怒鳴られさん3号。(苦笑)
突破しようとして止められ、その後のプレーは消極的。
左サイドで使われたことの意味を悟って貰わんと今年もきついぞ。

いつも通りの中島。(苦笑)チェイシングは一歩遅れなのは言わずもがな。
そして攻撃に出ても軽率なパスでチャンスを潰すシーンがしばしば。
時々「お?」と思わせる攻め上がりを見せるがそれだけ。
うーん、また今年も悩まされるんだろうか…。

ずっと他の選手に言われていたが、もう少し積極的にボールに絡んでも良かった。
個人的な(やや贔屓目入ってる)印象だが、1本目組の中盤よりも
落ち着いていたしボランチとしては当たりが弱い気もするが、
攻めにおいてはしっかりしていた。
…早く帰ってこいよぉ。(つДT)

縦横無尽に前線を動き回り持ち前のテクニックが生かしたシュートで2得点。
今年ブレイクの予感…だといいな。

もっとがつがつ行け!!

決定機に枠を外したシーンがいくつかあったのが惜しい。
狭い局面で的確なパスを通すシーンは局面での視野の広さを感じさせた。

二人ともでけぇ!そしてかっこいい!!(笑)
オシム監督はじっと戦況を見つつ時々まずいプレーには左手を挙げて
名前を叫ぶシーンもあったり。
工藤のテクニック溢れるゴールにはちょっと笑みを見せていたのが印象的でした。


試合が終わったのは21時前。
霜はピッチ一面を覆い真っ白に。
こんな中、3〜40人くらいの人がずっと試合を見つめていました。
2試合合計で3時間半。
マジで辛かったけど本気で楽しかった。
#普段試合とは違う目線で見られたことで発見や再確認できたことも多かったし。
そして、地元に愛すべきクラブがある人が本気で羨ましかった…。


また暖かくなったら電車乗り継いで行こうかなと思います。



夜は友人宅にお邪魔させていただき軽くsakusaku話とかで盛り上がる。
本当にいつもありがとうございます。(感謝)