歴史と共に蹴球はある。

ディナモ―ナチスに消されたフットボーラー

第2次世界大戦時、ナチスドイツ占領下にあったウクライナであった
ディナモ・キエフとドイツ空軍との試合についてのノンフィクション。
筆者はこの手の東欧における近代〜現代サッカーを巡るノンフィクションが
大好きなのだが、これも強烈な内容で一気に読み終えてしまった。


少なくともこれにより第2次大戦での独ソ関係、
キエフでの侵略、弾圧、虐殺の現状は泣きたくなるほど理解できる。
そしてその中で輝きを放ったディナモ・キエフというチームの壮絶な運命も。
誰にも勧めることは出来ないが(苦笑)その手の分野に興味のある人はどうぞ。